40代の転職に必要なものとは?
40代の転職に必要なものとは、一体なんだろうか?いろいろ検索してみると、第一はマネージメント力だと書いてある。
マネージメント力? マネージメント力ってなんだ?新しい職場に飛び込んで、部下をとりまとめて仕事をする力ってことか?しかし新しい職場に飛び込んで、すぐに部下の心をつかんで仕事ができるような人間は、そうそういないだろう。
第一そんなことができる人は、転職する必要がない。
特に新しい分野の職場に移ったら、仕事の内容を把握するのに数週間・数ヶ月はかかってしまうから、そう簡単にそう言うことができるとは思えない。
だからマネージメント力が期待されるなんていうのは、ヘッドハンターかヘッドハンターに誘われるような一部の人間だけって事にならないか?なんか絵に描いた餅のような話だね。
さらに私みたいに、人の顔を覚えるのも苦手、世間話も苦手という、頭痛持ちの根暗な理系人間には、無理もいいとこ。
困ったもんだ。
しかしまあ、そんなことも言っておれない。
どういうスキルが必要なのか、もう少し調べてみる。
40代の転職というページを見ると、『40代転職者に企業が期待する能力とは?』と題して、こういう事が書いてある。
それでは、企業が40代の転職希望者に期待する能力を具体的に見ていきたいと思います。4つの能力ですか。
その能力は下記の4つに集約されると言っていいでしょう。
1.柔軟な発想とスピード感があるか 現代社会は情報が溢れ、ビジネス環境も猛烈なスピードで変化しています。柔軟な発想とスピード感? なんか具体的なようで、よくわからないですね。
その環境に適応するだけの柔軟な発想とスピード感があるかどうかは重要な要素です。
簡単に言えば、頭が固くなくて、仕事が遅くないってことかな?
2.これまでの経験が蓄積されているか 人脈や営業力、指導力等、これまで培ってきた経験が蓄積されているかどうかはその人物を評価する要素になります。これまで培ってきた経験が蓄積されているか、って言っても、同じジャンルならわかりやすい話だけれど、そうでなければわからない。
また、一方で過去の成功体験が必ずしも今通用するとは限りません。
過去の成功体験に縛られすぎない柔軟な姿勢も必要です。
(1)で現代社会についていくスピード感とか言っているから、新しい職場が今まで経験した仕事で得た知識や経験が役立つかどうかは、怪しいもんだ。
3.プレイングマネージャーとしての力(意識)があるか40代での転職は結果を求められます。プレイングマネージャーって事は、若い人がやる仕事もバリバリできて、さらに部下のマネージメントもできる能力って事だろうね。
マネジメント中心の仕事であってもいざと言うときにはプレイヤーとして結果を残せること。
転職を成功させるためには現場の先頭に立って引っ張れるプレイングマネージャーとしての意識を持つことが重要です。
こんな能力の持ち主なら、企業には引っ張りだこだから、転職は成功するに違いない。
でもなあ...
4.過去を捨てる覚悟はあるか現在の会社で培った実績や地位、成功体験は新しい職場ではリセットされます。ゼロからのスタートって、そりゃそうだけど、結局40代の転職って、何って感じだ。
入社当初は考慮してもらえたとしても、その後結果が出なければ全く評価されないのです。
経験は活かすべきですが過去の栄光は忘れ、またゼロからスタートできること。
その覚悟がなければ転職の成功は難しいでしょう。
これらの4つの能力(覚悟)がある方は40代での転職を成功させることができるでしょう。なんかレベルの高すぎる話で、理想論に近い話だね。
一応、一流の大学を出ているはずの私でさえ、要求水準が高すぎるような気がする。
まあ雇う側からすれば、40代の人間を雇うリスクを考えれば、それは当然の話なのかも知れないけれど。