転職エージェント体験記
40代・50代の同業他社への転職は、転職エージェントに相談するのが近道だ。
何を隠そう、私も40代半ばで転職エージェントに登録した経験がある。
もちろん、転職エージェントと言っても、40歳を過ぎるとなかなか対応してくれないことが多い。
わたしも3社くらいネット経由で登録したが、対応してくれたところは最大手のRエージェントだけしかなかった。
それも当然だろう。
転職エージェントといえども、求人がないことにはどうしようもない。
40代・50代の求人がなければ、40代・50代の求職者に紹介しようがない。
だから逆に言うと、40代・50代でも相談にのってくれる転職エージェントには、40代・50代でもよい求人があるってことだから、期待ができる。
私が転職エージェントにお世話になったのは、もう1年以上前だが、参考までに体験記を書いておこう。
転職エージェント・まずは面接から
私が転職を考え始めたのは、2年前の年末だった。
でも40代の転職は、求人雑誌では難しい。
また現在仕事をしている場合は、すぐに辞めて新しい仕事に就くのも難しいから、なかなか採用されない。
そんなときに転職エージェントというのがあると知った。
しかもインターネットで登録できるというので、色々探してみた結果、3つのエージェントなら仕事がありそうだと思って登録してみた。
そうすると、3つのうち2つは音沙汰なし。
ただ、業界最大手のRエージェントからは、すぐに連絡が来た。
さすがに業界最大手、いろんな求人があるらしい。
で、「条件等を確認しますので、面接にお越し下さい」ということで、すぐに面接の日取りを決めて、エージェントさんと会うことになった。
面接の場所は、この会社のオフィス。
行ってみると、誰も人がいない。
受付の人もおらず、受付のところに電話が置いてあって、電話で用件を言うと、その裏の待合い場所で待つようにと言うことだった。
しばらく待っていると、担当者という人が来て、面接室に案内された。
待機場所では、一人の女性が座っていたが、案内の人が来て、まもなくしてどこかの部屋に入った。
そのあとは、担当者以外の人間とは、全然顔を合わさなかった。
転職活動というのは、今勤めている会社には知られたくない場合が多いから、そういう配慮もしているんだろうね。
それから約3時間ほど、条件などについてのデータをつめた。